1000年後のためにできること 

中国人と話したり喧嘩したりする方向で。日本語も中国語も英語も不自由。申し訳ない。

大切なことは大体はてなで学んだ、そして生身の中国人と殴りあう

 初めまして。はてなと出会って10年くらいになりますが10年ロムってました。

 10年泥論争を読んでIT業界を志し、はてなの記事を見て英語やプログラミングを勉強してきました(なんて安直な....)。そして、はてサが全盛期であった時期に盛り上がった歴史修正主義論争。しかし今やはてサも風前の灯火。古き良きはてなはどこへ行ってしまったのか(そんなの元からないよ).... はてサの末裔を自負する私としては立ち上がらないわけにはいきません。東シナ海に押し寄せる中国、はてなアンテナでもTwitterでも中国はクソ、左派はクソだと内輪で叩き合い盛り上がっています。今やるべきことは内輪で叩き合うことでしょうか。違う、私たちが今やるべきことは中国人民に直接語りかけることです。直接喧嘩することです。さあ私と一緒に中国語を学びながら中国人と喧嘩しましょう。

 残念ながら日中の衝突は不可避でしょう。中国は侵略されるがままだった近代の屈辱からの逆襲の意識、大国になれば蹂躙されることがないという声がネットに溢れています。心情は理解はできますが中国の覇権主義を許容することもできません。日本でもナショナリズム(注1)は盛り上がり局地的な武力衝突が起き日中両国民は憎しみ合うでしょう。

 日中両国のネットを見ていると敵を殲滅しろなどの言説が増えてきています。シナ人は虫けら、アメリカの犬小日本を叩き潰せなど。日本人、中国人というレッテルを貼り徐々に相手を生身の人間と思わなくなっていきます。しかしそれぞれに日々の生活があり、かけがえのない家族がいます。朝の北京では小籠包の湯気の匂い、油条をあげる音の中を仕事に向かう人々で溢れている。東京でも電車が行き交い人々が毎日一生懸命生きている。私には中国人の友達がいます、もちろん日本人の友達もいます。それぞれが生身の人間です。日々の生活に葛藤が涙が笑いがあります。

 社会心理学には相手には生活があり家族がいて心を持っている人間なのだということを認識するとその相手に残酷な仕打ちをすることが難しくなってしまうという研究結果(注2)があります。もし未来において最悪の状況になった時、直接語り合い殴り合ったことが相手を人間として認識することに繋がるかもしれません。私はそこに賭けたい。少しでも可能性があるなら他者に働きかけたい。500年後の日本人や中国人が今の私の言説を読んでどう思うでしょうか。500年後1000年後の人類から見たらあまりにくだらないことで争っていたと思えるでしょうか。それとも国家という枠組みは強固に残っており愚かな理想主義の戯言と判断されるのでしょうか。答えは1000年後に、チャンネルはそのままで!

 

1)ナショナリズムは社会を構築する重要な大きな物語である。しかしそれだけに絡め取られてしまうのはあまりに勿体無い、他にも多くの物語がある

2)クリスティ「強制収容所の看守たち」など